「2月11日を日本が建国された日と知っている日本人は2割未満」とする意識調査結果を2015年2月11日付の産経新聞が掲載し話題になったことがありました。
御年68歳の私ですが、恥ずかしながら、つい最近まで単なる祝日の一つとしか認識していなくて、「古事記」「日本書記」に出てくる神武天皇が日本の初代天皇となった日、すなわち日本が建国された日ということは正直にいうと知りませんでした。(学校でならったかな?)子供のころは「建国記念日」と言っていたような記憶がありますが、昭和41年に「建国記念の日」と名称も変更になっていたことさえ、記憶にありませんでした。
2020年4月7日に東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡に対し新型コロナウィルスの感染防止のため「緊急事態宣言」を発動しました。その影響で、私の職場も休業となり仕事をしていた私は職場に出社することができなくなりました。約3か月に及ぶ自宅待機にやることもなく、Youtubeを見る日々が続きました。
ある日、「中田敦彦さんのyoutube大学」を見ていると、日本の古代史についての授業があり、面白そうでつい見入ってしまいました。「日本の始まりは、そもそももやっとしていて諸説あり」というくだりが印象に残っています。
そんな古代の神話と2月11日の祝日がつながっているなんて、これはタイムトンネルの出入り口ではないかと、一人で興奮してしまいました。
それから、古事記を読み調べていく事が趣味となって、コロナ禍の日々を楽しみに過ごし、現在に至ることとなりました。そして、知れば知るほど古事記の魅力に引き込まれて、ついに孫に読み聞かせてあげたいと、「古事記日本昔ばなし」を作って遊んでいます。
平成の時代は、経済的には失われた30年、と言われていますが、1992年(平成4年)に青森県の三内丸山遺跡をきっかけに、縄文ブームが花開き、縄文時代の研究が一気に進みました。
それによると、今から約13,000年前から弥生時代の始まる2,400年前までの10,000年も続いた縄文人はすでに海洋民族で海流を利用して世界中の大陸を渡っていたこと、勾玉を始め様々な装飾品が発見され、相当なおしゃれさんであった事、発掘された人骨から戦争のない平和な時代であった事、栗畑の遺跡から植林の知識を持っていて、自然と調和して生きる技術を使っていたことがわかってきました。つまり今で言うSDG ‘sな世界観を持って10,000年の時を生きてきたと言うことです。
現代社会が、地球環境破壊や、戦争の不安に直面している今、10,000年もの間、平和に暮らすことができるとは、なんてすばらしいことでしょうか、日本人にはそのDNAが引き継がれていると考えると、なんだかわくわくします。
というわけで、ドラえもんのどこでもドアではないけれど、2月11日を古代と現在をつなぐ入り口としてタイムトンネルの旅に出てみようと思います。
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